沿革 History

2011年4月に非営利団体「ブルックリン日系人家族会(BJAFA)」が、ニューヨークで暮らす日本人・日系人の子供たちが日本語を学べる場としてブルックリン日本語学園を開設しました。また2017年には日本政府の公認日本語教育機関に認定され、ブルックリン唯一の日本語補習校として運営されています。

学園が目指すもの

国際社会のニーズが多様化し新しい時代の価値観が求められる現在、母国を離れ海外に暮す子供たちや、多国籍な家族構成の中で生まれ育つ子供たちは、まさにこれからの時代を担う無限の可能性を持った新しい世代といえます。

多様な言語と文化背景の中で育つこのような子供たちが、日本語や日本文化を自分自身のポジティブなアイデンティティーとして身につけていくことができるような環境を提供する。それが私達ブルックリン日本語学園の目指す教育環境です。

生涯にわたり日本語を学び続けたいという気持ちや日本文化への興味を育む。同じ環境におかれた仲間同士の繋がりや絆の醸成を大切にする。複数文化や言語の比 較の中で広く深く考え、自己判断する能力を身につける。子供たちの個性と自主性を尊重した私達の取り組みが、お子様の豊かな感性と可能性を未来につなげる 一助となることを願います。

子供の実情と視点を大切に、文部科学省学習指導要領をベースに、現地校の学習内容との相乗効果も考え作られたユニークなカリキュラムのもと、次世代を担う多くの子供たちが笑顔で学んでいます。

学園概要

<場所(借用校)とアクセス>

ニューヨーク市公立学校 PS261 :314 Pacific Street, Brooklyn, NY 11201

アクセス:地下鉄F/Gトレイン Bergen St 駅より徒歩3分、A/C/Gトレイン Hoyt – Schermerhorn St 駅より徒歩5分

*BNG OFFICE:254 36th St, Suite B516, Brooklyn, NY 11232

<児童・生徒数と就学年齢>

全児童・生徒数:185名、4歳(Pre-K)〜18歳(高校生)

<学園スケジュール>

9月〜6月の毎週土曜日通常授業:9:20-12:20、延長授業:9:20-14:00

<運営体制>

日本政府認定海外日本語教育機関(日本語補習授業校)

<学園運営>

運営母体:ブルックリン日系人家族会(NY州公認非営利団体)

学園理事:松本哲夫、平川美紀、佐々木由紀

教育・教務主任:ガルシア奈津子

幼稚部・初等部教務主任:ガルシア奈津子

中等部・高等部教務主任:松本哲夫

<アドバイザリーボード>

トロント大学名誉教授・言語学者:中島和子

プリンストン日本語補習校理事:カルダー淑子

元名誉学園長:中野友子 (2019年10月にご永眠されました)